当事務所では、過払い金返還請求も取り扱っております。今回は、アイフル株式会社を取り上げます。以前の関連記事も、ぜひ参考にしてください。
アイフルは消費者金融業者としては老舗で、ちょうど20年前にはチワワが
登場するCMで有名でした。近年では、大地真央さんの出演する「そこに、愛はあるんか?」のCMシリーズでもなじみがあるかもしれません。
アイフルの過払い金返還請求に対する対応は、年々変化がありましたが、返還額の大幅な減額を求めてくる点では一貫しています。他の貸金業者やカード会社と異なり、訴訟提起をしてもなかなか和解まで進みません。
あくまで私の印象ですが、提示される和解案について、約10年前の2011~2013年頃の「倒産寸前」などと囁かれていた時期と比較すると、まだ前向きな和解案を出してくるようになりました。それでも7割程度というものが多く、どうしても裁判が長引いてしまいます。当事務所でも、アイフルとの裁判が長くなり依頼者様にご心配をおかけしたこともありました。
また、アイフルは「不動産担保ローン」なども手がけていて、利率が25%を超えて貸し付けている時期もありました。もし過去に不動産担保ローンを組んでいた方は、かなりの過払い金が発生している可能性があります。
これは私の想像ですが、アイフルの方でも取扱い件数が減少していることから、わざわざ1件ずつ控訴して争う必要もなくなっているのだと思われます。
さらに裁判の審理期間自体も、短くなってきています。取引の中断や分断などがある場合には1年近くかかることもありますが、しばらくは倒産の心配もなさそうですし、その分利息も取れますので、損はないでしょう。
アイフルへの過払い金返還請求で、満額回収(元金と利息全額)を希望されている方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
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